かのん の手記〜一ページ目〜
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5/19 人里離れた洞窟に住むは仮面をかぶりし者たち |
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ポータル―― スマグのウィザード協会が扱っている非常に強力な魔力のこめられた、オーブやスフィアー、ジェムなど。 それを所持しているだけで、いつもより多くの経験を得られたり、アイテムを手に入れやすくなるという。 「それは、私どものウィザード協会で作っているポータルですね!」 ポータルオーブを手にした私はその力を満喫することにした。 はじめに絨毯。 魔法の絨毯をいつでもどこでも召還することができる。この絨毯は徒歩で移動するよりもはるかに速いスピードで移動することができて、旅をするのに大変便利だ。さらに速度上昇の装備を付けることによってよりスピードを増させることができる。 その移動力を利用して私はとある場所に向かった。 東バヘル カルスト洞窟 そう、あの原始人が住む場所だ。(……何で行ったのだろうか?;) 中は狭い細い洞窟になっており、その中を歩いていく。 彼はいた。 思っていたほど そして、(失礼ではあるが)面白い走り方をする。 ……経験が少なかったので少し戦った後、街に帰ることにした。 そこで、オーブの力その2。 街帰還。 コレさえあれば一瞬にして何度でも最後に訪れた街に戻ることができる大変便利なものだ。 オーブの力その3。 場所記憶。 これがもっとも役に立つ効果かもしれない。一度訪れて場所を記憶してしまえば、新たに場所を記憶しない限りなんどでもその場所に一瞬にしてワープできるのだ。 ソロPTでメンバーを補充したりするときにも重宝する。
そんなわけで、一通りオーブの力を満喫した後、PTを組んでアルパスに行くことにした。 いつものようにB2へ。
チリングタッチを使うウィザードの一撃で、ミイラや骨戦士は瞬く間に氷の像に変身していく。 特に危険な場面に陥ることもなく、順調に経験をつんで私はPTから抜けた。
そして、ついにブリガンティンを装備できるまで私の経験は上昇した。 そして、古くなった私のハーフプレートアーマーを露店で売り出すことにした。
しかし、遊び心がいけなかったのか。 脱ぎたてと銘打った鎧は売れる気配がなく、しょうがなくその文字を消して無印良品として売り出したら、すぐに売れた。
今日は少し枕をぬらしたかもしれない。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― かのん Lv82→84 ラピットスティンガー Lv42→43 ポータル・オーブ購入しました。1500円は高いと思いつつ、経験値×1,5 ドロップ×1,5 さらに場所記憶、絨毯を扱えるというのは大きいと思うので思い切って。 …… それに 50円/日 と考えれば、毎日うまい棒5本買うのと同じ値段だし。 |
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5/18 深き森に踏み入れし荒らすものへ裁き下す |
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エルフ騎士―― 鍛え上げられた肉体は、粉砕の力こそ小さいもの俊敏さと刃を受け流す技術に関しては右に出るものはいないほどだ。 今日はRIAとともに再び グレートフォース/妖精達の蜘蛛の糸 へ狩りに行くことにした。 まず、私と同じ槍を主とした傭兵。 そしてGPを扱う魔法の矢を放つ傭兵。 癒しの力に長けた司祭。 正直、私ほどの強さでは、エんチャントのかかった強力な槍で突くよりは、エンチャントのかかった短い投げ用の槍ですばやく突いたほうが威力があると思う。 私はやや強力な毒の塗られたフィルルムを構えて挑んだ。
次々に襲い掛かってくる騎士を倒し――もっとも、私の活躍は少なく一度でそれほどの経験はつめなかったのだが。 一つの鎧を拾う。 ドラゴンスキンアーマー ドラゴンの皮で作られたという金属性の鎧と比べて軽い上にその強度は並の金属を上回る。 とりあえず、今はもらったブリガンテインを装備できるように戦いに励まなければならない。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― かのん Lv82 ラピットスティンガー Lv41→42 |
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5/17 地下に埋もるは罪と憎しみと |
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港町ブリッジヘッド 「それでは、いきますよー。」 その瞬間、周りの空間が歪む。殆どの街にはそれぞれテレポーターがいて、1万G支払うだけで一瞬にして他の街に移動することができるのだ。 私は、テレポーターの彼女に1万G支払い、ブルンネンシュティグへと転送してもらった。 軽い眩暈が体を襲った後、目を開けてみるとそれまで海の香りをしていた空気が騒がしい喧騒へと変貌していた。 私はその路地を歩き露店組合に認められた店を渡り歩いた。
特に必要とするものは見つからなく、今日は軽く狩りをするため一人でアルパスにでも行くことにした。 アルパス地下監獄 その監獄に足を踏み入れたとたん、周りが腐敗臭と憎悪の念に包まれる。 いつきても慣れることのない感覚。 (もっとも、慣れてしまうということはこいつらの仲間となったときか――。)
地下二階 奥へと進むほど得体の知れない寒さに体力が奪われそうになる。 幾つかのPTの間を通り抜けながら、ひとつの場所にたどり着つき槍を構える。 槍を振り回し、迫りくる戦士を薙ぎ払う。そしてすかさず突きを繰り出す。 それを何度か繰り返し、骨の山を積み上げる。 倒しても倒しても沸いてくる亡者どもをひたすら薙ぎ倒す。
暫くして。どこからともなく一本の矢が弧を描く。 その残像に向けて何本かの矢が撃たれそれは霧となり消え去る。 それと同時に間合いをつめていた私はスナイパーの背中を串刺しにする。
暫くして。炎の呪文をつかうアンデットと対峙する。私は大きく槍を振り回し、その勢いを利用して即座に間合いをつめる。
暫くして。屈強な体を持つ巨人に向けて魔力の槍を投げつける。奴の力強い蹴りをやりで止め、身を翻してかわす。
少しの経験を得て、私は監獄を後にした。 まだまだ先は長い。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― かのん Lv82 |
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5/16 繁栄の先に |
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古都ブルンネンシュティグ―― 王国がなくなった今でも、この街はたくさんの冒険者たちが拠点とし、情報を交換し合ったり、商いを行ったり、ともに手を組み探索したり――。 あらゆる冒険者の寝床となる街の表通りに私はいた。 噴水が太陽で煌く中、それを埋め尽くすほどに並ぶ冒険者の露天。 (いいものは、やっぱり高い、か――。) ふうっ とため息を軽くついて財布の紐を結びなおした。十分に重量のある財布であったが、店主が示していた額はそれ以上であった。 私は仕方なくその場を立ち去りまた他の露天へと歩いていった。
そんなことを何十回とした後に。休業中の札がかかった銀行の前で私は一人の人物と出会っていた。 名前はRIA。彼女らはあらゆる生物と言葉を交わしその力を借りたり、神獣と共感しいのままに操ることができる――テイマーでありサマナーである。 彼女は「一緒にどこかに狩りにいかない?」と聞いてきた。もちろん断る理由はない。 ブリッジヘッドの北部にある海岸沿いにいるテンプラーを倒しに行こうということに。 今でも、私の火力でどうなるか――。
戦いは、RIAの扱うゴーレムとエルフ戦士長が敵を引き付けて、私やケルビー、スウェルファーでたたみかける。 少し長い時が経ち、テンプラーの体は砂浜の土に埋もれた。 自分の力のなさを痛感しつつ暫く狩り続けた。
その後、場所を帰ることにした。 グレートフォレスト/妖精達の蜘蛛の糸 私は始めてここに足を踏み入れることになる。鬱蒼とした森林に蜘蛛の糸が絡みつく。 二人――神獣たちも含めると六体――で一斉に反撃を仕掛ける。 私と同じくらい経験をつんでいるのだろうか。エルフは細い剣で私や神獣の太刀を軽やかに受け流す。 しかし多勢に無勢というべきか。 襲い掛かってくるエルフを倒して行き私たちは森の奥へと進んでいく。
ガサッ 音と同時に鋭い塊が私の首を掠めた。 (先ほどまでの戦士とは違うっ……!) 薄く血に染まった剣を既に振りなおそうとしている姿があった――エルフ騎士だ。 私たちはすぐさま戦闘の態勢をとり、先ほどと同じく神獣たちが引き付けて叩く。 あのテンプラー以上に硬く、その上攻撃を受け流す。 (一人でこんなところに来ていたら――。) それでも長い時間をかけてやつを倒すことができた。 私たちは束の間の休息をとると再び現れる騎士と対峙した。
そして、何体倒したのだろうか。 暫くしてから魔法の絨毯に乗ってアーチャーのRANは現れた。 「顔を見にきたの。」 (変わった事をするものだ……。) ともかく、彼女は力を貸してくれることになり三人で狩りをすることに。 そしてすぐに、彼女の強さを再確認することになる。
彼女は地面に魔力を帯びた槍を突き刺しそこから雷を浴びせ、魔力で出来た矢を射抜く。 圧倒的な破壊力の前にエルフの騎士は瞬く間に地に伏せる。 私たちが長い時間をかけて倒していたのに、彼女はそれを容易くこなす。 (私は足止め要員、か。) (今は経験をつむしかない――。)
どれほど時間がたっただろうか。 私の経験も十分上がってから、彼女RANとは分かれた。 そして、またRIAと場所を変えて狩りを続けることに。 激しく流れる滝の洞窟の中には、魔法の石兵や蜘蛛、蠍が生息していた。 蜘蛛は十分私でも対応できるし、石兵だって何とかなる。 が、蠍の鋭い一撃は―― 硬い鎧を容易く貫き致命傷を与えてくる。 もっとも、RIAのエルフ戦士長が注意を引き付けてくれるのでそれほど危険ではないのだが。
少し狩ったあと、今日はそろそろこれで終わりにすることにした。
――――――――――――――――――――――――――――――――――― かのんLv81→82 飽きるまではキャラクター視点で書いていこうかと思う。けど時間かかるからめんどくせー; 読むの余計めんどくせ?設定とか痛い?上等じゃねーか。 因みに他プレイヤー様の名称はローマ頭文字三文字を使用させていただいています。 勝手に。 |